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2007年6月 1日 (金)

犬を飼う

犬を飼う

この本以外に読むべき本なんてないんじゃないか…

価格:¥480(税込)
出版社:小学館
著者:谷口ジロー

すみません、タイトルからして“犬”です。谷口ジロー氏の傑作5 編を収録したこの一冊、最初の「犬を飼う」から「そして…猫を飼う」に続き、4話まで氏の自らの体験が描かれています。2話以降は猫とのおだやかで優しい生活が綴られているのですが、やっぱり読んで欲しいのは「犬を飼う」。今回は、あえて「犬」がメインの話を紹介させてください。


読了後、この本以外に読むべき本なんてないんじゃないか……。胸を打つとはまさにこのことだと思いました。主人公の私と妻、そして愛犬タムと過ごした最後の日々。タムが息を引きとる瞬間までが、細やかに、真摯に描かれています。


歩けなくなり、排泄物を垂れ流し、餌が食べられなくなり、ガリガリに痩せ細っていくタム。昼夜関係なく看病を続け、犬としての尊厳を最後まで守り続けた夫婦。死はこんなにも残酷で生々しく、力強いものなのか。自分にはここまでの覚悟があるだろうか。いろんな思いが頭を駆け巡り、離れません。


犬であれ猫であれ鳥であれ、ペットを飼っている人、飼っていたことがある人は是非読んでみてください。私は、飼い猫との向き合い方が少し変わりました。もちろん良い意味で。第三十七回小学館漫画賞審査委員特別賞を受賞した名作です。もちろん、2話以降の猫とのほのぼの生活の話も良!

(竹田むつこ)

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