2008年5月 7日 (水)
猫にかまけて
「作家と猫」の新たなスタンダード作品に。
著者:町田康
価格:1,600円(税別)
出版社:講談社
「我輩は猫である」を出すまでもなく、昔から作家が猫について書いた本は多く、名作と言われる作品も多数あります。考えてみると、家で毎日原稿用紙と格闘する作家という職業と家で毎日ゴロゴロしているだけの猫という生き物は、対極の存在ですが、それだからこそ「作家と猫」というのは相性がいいのかもしれません。
猫好きにはもはや説明の必要もないかもしれませんが、作家・町田康が愛猫との日常を綴ったのが本書です。あとがきで町田は、昔は猫が苦手だったが、一緒に暮らすようになって好きになった、と書いています。本書の主役はもちろん猫ですが、その「猫好きになった」町田の四苦八苦ぶりも微笑ましい。
本書では2匹の猫との別れが収録されています。長年連れ添った愛猫との別れとはどんなものなのか……。それを町田康婦人が一言で言い表しています。
続編の「猫のあしおと」も発売されていて、この町田康の猫本は、「作家と猫」の新たなスタンダード作品になるような気がします。
(URA EVO)
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コメント
この本は名作です!!!!
投稿: 林太郎 | 2008/05/24 9:25:30