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2009年7月20日 (月)

迷子のミーちゃん

迷子のミーちゃん

いつから猫と暮らすことが難しいことになってしまったのか……?



著者:木附千晶
定価:¥1.200(税別)
出版社:扶桑社



 ミーちゃんは埼玉県のある商店街で、みんなに愛され育った三毛猫。誰かがいつもミーちゃんを気遣い、ご飯をあげ、休憩スペースを提供し、ミーちゃんもそんな商店街で自由に暮らしていました。しかし、街の再開発が進み、街から裏道が消え、商店街の人同士の繋がりが薄らいでいくと同時に、ミーちゃんも行方不明になったり、傷ついたりするなど災難がふりかかってきます。そして2度目の行方不明になり、商店街の人たちは現在もミーちゃんを探し続けています。

 
 「野良猫(地域猫)が快適に暮らす街は、人間にとっても快適な街」と考えてしまうのは、猫好きのえこひいきかもしれませんが、ミーちゃんを通して知り合ったにもかかわらず、繋がりの強い人たちを見ていると、あらためて猫(動物)が持つパワーを再認識します。
 

 ページをめくるにつれて「猫と人」「猫と街」というテーマはもちろん、「人と人(街)」の在り方についても考えさせられます。「便利に、綺麗に、効率的になること」が、本当に我々人間にとって、そして共生する生き物にとっても、幸せなことなのでしょうか? そして何も言わないけれど、いつもそこにいる存在。その存在の大切さは十分わかっているはずなのに、いなくなって気づくことのなんと多いことか……。

 
 本書の漢字にはルビがふられているので、小学生でも読めます。夏休みの1冊にお薦めです。

 
 (URA  EVO)

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迷子のミーちゃん:

コメント

「迷子のミーちゃん」の話はブログを見て知っていましたが、本が出版されたんですね。読んでみたいと思います。
地域で人と人とのつながりが薄れてゆく時代に、時として猫や動物たちはそのつながりを取り戻してくれることがある、わたしも身をもって実感しています。ミーちゃんもみんなのところに戻ってくるといーですね。

投稿: みやぞう | 2009/07/20 21:34:19

ブログを見ました。
ウチの地元の話なんですね…。

確かに合併や地下鉄誘致で開発が進んでいる地域なので野良猫が住みにくくなっているかもしれません。(駅前の商業地域なので)

でも、私が住んでいる町内(住宅街)にはまだ野良猫がいてウチにいる猫もその中の2匹です。

野良猫と共存していくのは難しいですが、野良猫に癒される人間もいるので地域で協力していけるといいのですが。

ミーちゃんが早く見つかるといいですね~。

投稿: 桜並木 | 2009/07/23 0:05:55

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