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2009年12月21日 (月)

のりたまと煙突

のりたまと煙突

いつもすぐそばにあるもの。


著者:星野博美

定価:¥867(税別)
出版社:文藝春秋



 動物と暮らすということは、いつか訪れる「死」を待つということでもあります。相手の動物が猫や犬だったりした場合、よほどのことがない限り、我々人間がその「死」を看取ることになります。


 筆者は多数の猫を看取りますが、あくまでも淡々とそれらの「死」と向き合っています(一部そうでない箇所もありますが)。


 レナを看取った後、多くの方から励ましの声をかけていただきました。「本当にありがたい」と思いつつも、その声はほとんど僕の体内を素通りしていたような気がします。愛猫を看取った後の、体の一部を削り取られたような感触。あれは、なんと言えばいいんでしょうか……。


 日常生活のなかで、実は「死」はすぐそばにあるのです。決して特別なものではないのだ、と本書は気づかせてくれます。


 本書読んだ時、ほんのわすかですが、「レナの死」を自分のなかで認められるようになった気がします。


  誤解なきよう補足しておきますと、本書は猫の死ばかりではありません。楽しい猫生活の日常も描かれています。ホッとする部分です。


(URA EVO)




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